英語圏での観光客としてとても簡単な対応をするには、英語のA1レベルで十分ですが、学術的あるいは専門的な目的となるとA1レベルでは不十分です。
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英語のA2レベルは、英語圏を観光し、英語を話す人と交流するには十分ですが、深い友人関係を築くには不十分です。このレベルで、英語を話す同僚とのネットワークを築くことはできますが、英語を用いて働く場合、よく知っている内容の作業に限られます。英語のA2レベルは、学術研究の目的や英語のメディア(テレビ、映画、ラジオ、雑誌など)を使うには不十分です。
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英語の B1レベルは、英語を話す人と馴染みのある話題に関して話し合うのに十分です。職場では、英語のB1レベルの人は、馴染みある話題に関する簡単な報告書を読み、自分の専門分野に関する簡単なEメールを書くことができます。しかし、B1レベルは、英語の職場で完全に機能するのには不十分です。
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英語のB2レベルは、英語の職場で機能します。事実、国際的な職場における英語の非ネイティブスピーカーの多くは、このレベルの英語力です。しかし、英語を使って働くB2レベルの人は、特に自己の分野以外ではニュアンスの理解に欠けます。また、会話での微妙な表現や言葉の裏にある意味を逃します。
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英語のC1レベルは職場でも学術の場でも完全に機能し、英語圏で完全に自立できます。
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英語のC2 レベルは、基本的にネイティブレベルです。すべての課題、感情や意見の微妙な表現を読み取ったり書いたりでき、学術的、専門的な場で活発に参加することができます。
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